
受け身(過去分詞)の文
過去分詞とは、動詞の変化形の1つで「~される、~されている」という受け身(受動態)をあらわす。
で作る。
過去分詞の作り方の基本は過去形と同じく一般動詞の語尾に『ed』をつける。
英語では、
- された側が主人公の場合
- 感情・心理
といった自分の意志が関係しない出来事をあらわす時、よく受け身の表現を使う。(原因が自分の外にあるから)
I like Ken.(わたしはケンが好きだ)
この文が受け身表現の場合は…
受け身の否定文
ふつうのbe動詞の文と同じように作れる。
受け身の疑問文
ふつうのbe動詞の文と同じように作れる

現在完了の文
現在完了とは、動作や状態が過去から現在へ引き継がれていることをあらわす表現。
であらわす。
現在完了形には3つの用法(継続・経験・完了)があるが、基本はすべて「過去に何かあって、それが現在はどうなっているのか」をあらわしている。
現在完了の否定文
現在完了の疑問文
継続の用法
for~(~の間)、since~(~以来)といった表現を使って
「ずっと~している」
という過去から現在までの継続をあらわす。
I have lived in Tokyo for three years.(わたしは東京に3年間住んでいる)
He has lived in Tokyo since 2010.(彼は2010年から東京に住んでいる)
経験の用法
once(1度)、twice(2回)、many times(何度も)といった表現を使い
「(いままでに)~したことがある」
という過去から現在までの経験(経験の用法)をあらわす。
never(1度も~ない)、ever(いままでに)を使うことで「~したことがない」という否定文も作れる。
I have met him once.(私は1度彼にあったことがある)
I have never met him.(私は1度も彼にあったことがない)
完了の用法
just(たったいま)、already(すでに)といった表現を使い
「~したところだ、~してしまった」
という動作の完了とその結果としての現在の状態をあらわす。
I have already finished my homework.(わたしはすでに宿題を終わらした。)
I have just finished my homework.(わたしはちょうど宿題を終わらせたところだ。)
否定文の「(まだ)~していない」
疑問文の「(もう)~してしまったか」
では
- yet(まだ(否定文)、もう(疑問文))
が使われる。
I have not finished my homework yet.(わたしはまだ宿題を終わらせていない)
Have you finished your homework yet?(もう宿題を終わらせましたか?)
継続の期間、経験の回数の尋ね方
(継続)How long | どのくらい~? |
(経験)How many times | (いままでに)何回したことがありますか? |
(経験)How often | (いままでに)したことがありますか? |
継続・経験・完了の見分け方
修飾語句で見分ける。
継続 | |
for~ | ~の間 |
since~ | ~以来 |
how long | どのくらいの間 |
経験 | |
once | 1回 |
twice | 2回 |
~times | ~回 |
before | 以前 |
never | 1度も~ない |
ever | いままでに |
how many times | 何回 |
how often | 何回 |
完了 | |
just | たったいま |
already | すでに、もう |
yet | まだ(否定文)もう(疑問文) |
be動詞の現在完了
be動詞の過去分詞は『been』
で、継続・経験・完了をあらわせる。
「(~へ)行ったことがある」
「(~へ)行ってきたところだ」


関係代名詞の使い方
関係代名詞とは、名詞を文の形で修飾する時につかう代名詞。
文の中にいきなり出てくるwhatやwhoのことを指す。
関係代名詞【who】
人をあらわす名詞を後ろから修飾する時に使う
前にある名詞をwhoの後ろの文でより詳しく説明している。
関係代名詞【which】
もの・動物をあらわす名詞を後ろから修飾する時に使う
前にある名詞をwhichの後ろの文でより詳しく説明している。
関係代名詞【whom】
人、もの、動物をあらわす名詞を後ろから修飾する時に使う
whomは、後ろに続く『主語 + 動詞』の目的語の働きもする。
前にある名詞をwhomの後ろの文でより詳しく説明している。
whomは省略されることも。
※whoでもOK
関係代名詞【that】
人・もの・動物をあらわす名詞を後ろから修飾する時に使う
前にある名詞をthatの後ろの文でより詳しく説明している。
修飾される語(前にある名詞)に
- the first
- the last
- the only
- most(最上級の形容詞)
- all
- every
- any
- no
などがついている場合、thatがよく使われる。
不可疑問文の作り方
付加疑問文とは、「~ですね」と念を押す時や、同意を求める時に使う疑問形のこと。
- 肯定文には否定形の不可疑問(isn’t she?→彼女はですよね。)
- 否定文には肯定形の不可疑問(is she?→彼女は~ではないですよね。)
一般動詞の付加疑問文では、一般動詞は使わず
- do
- does
- did
を使う。
You like apple, don’t you?(あなたはリンゴが好きですよね。)
You don’t like apple, do you?(あなたはリンゴが好きじゃないですよね。)
助動詞の文では、助動詞を使って付加疑問文を作る。
You can speak English, can’t you?(あなたは英語を話すことができますよね。)
You can’t speak English, can you?(あなたは英語を話せないですよね。)
間接疑問を使った文
間接疑問とは、疑問詞で始まる文が、動詞の目的語になったもの。
疑問詞のあとは、普通の文と同じ
の語順になる。
間接疑問も、進行形になったり、助動詞が使われたりする。
そのような場合でも、疑問詞のあとはふつうの文の語順になる。
感嘆文のつくりかた
感嘆文とは、強い感情をあらわす文のこと。
感嘆文では、よく『主語 + 動詞』が省略される。
Whatではじまる感嘆文
「何て~な…でしょう!」
※主語+動詞は省略されることが多い。
Howではじまる感嘆文
「何て~なのでしょう!」
Howのあとに、a,anはつけない。
※主語+動詞は省略されることがある。

