海外版のDVDで英語を勉強する場合は、特にDVDプレーヤーの『リージョンコード』に注意が必要です。
結論からお伝えすると、
- 北米版のBlu-rayなら日本のBlu-rayプレーヤーでもほぼ再生可能。(PS4でもOK!)
- 北米版のDVDは『リージョンフリー』のプレーヤーを購入しないと再生できない
です。
リージョンフリーのDVDプレーヤーのお値段はピンキリですが、わたしは7,000円くらいのものを購入しました。
今回はリージョンコードについてと、勉強用のDVDの購入方法、勉強用として購入する場合の注意点まで、海外DVDで英語を勉強する際に気になるポイントをまとめていきます!
リージョンコードとは?
リージョンコードとは国ごとに振り分けられる『地域番号』を指します。
リージョンコードはDVDの場合は『0~6』、Blu-rayは『A~C』まであります。
再生したいDVDやBlu-rayのリージョンコードと、再生するプレーヤーのリージョンコードが一致していないと、再生できません。
基本的には、その地域(日本なら日本)のリージョンコードのみに対応したプレーヤーが売られているので、普通に買ったDVDプレーヤーや、テレビに最初から内蔵されているプレーヤーだと、外国で販売されているDVDは再生できません。
日本のリージョンコードは、
- DVDは『2』
- Blu-rayは『A』
アメリカのリージョンコードは
- DVDは『1』
- Blu-rayは『A』
なので、Blu-rayの場合は日本でも再生できることが多い(両方リージョン『A』)ですが、北米版のDVDを再生したい場合は、事前準備が必要となります。
海賊版とリージョンコード違い(リージョンフリー)はまったくの別物です!
リージョンコード違いのDVDを再生する2つの方法
リージョンコード違いのDVDを再生する方法としては
- リージョンフリーのプレーヤーを購入する
- パソコンで再生する
の2つが一般的ですが、個人的にはリージョンフリーのプレーヤーの方が良いと思います。
オススメはリージョンフリーのプレーヤー
普通のDVDプレーヤーは、プレーヤーごとにリージョンがついていますが(日本で販売されているものなら基本的に『2』)中には、『1~6』のどのリージョンでも再生できるリージョンフリー(リージョン『0』)のプレーヤーもあります。
このリージョンフリーのプレーヤーを購入すれば、日本で買ったDVDでもアメリカのDVDでも、はたまた別の国のDVDでも再生ができます!
このリージョンフリープレーヤーは、
- テレビにつなぐタイプ
- ポータブル版
- SONYやPanasonicといった大手企業のもの
- 中国産で安価なもの
まであるので、値段はピンキリですが、大体5,000円~20,000円くらいのイメージです。
わたしはとりあえず見れれば良かったので、7,000円くらいの中国産ポータブルプレーヤーを購入しました。
ちゃんと見れていて特に不便も感じていないので個人的には良い買い物だったと思います!
パソコンでも一応再生できるが…
リージョンコード違いのDVDはパソコンでも再生できます。
方法としては、
- パソコンそのものの地域(リージョン)を変更する
- リージョン違いを再生できるようにするソフトをダウンロードする
の2つですが、まずパソコンそのもののリージョンを変更するパターン。
一見簡単そうですが、このリージョン変更操作には回数制限があり、リージョンコードが固定された場合、そのリージョンコードを変更する方法はないとされています。
正直、リージョンコード違いのDVDを見るためだけにやるのはリスクが高すぎます。
次に、リージョン違いを再生できるようにするソフトのダウンロードです。
ただ、ネットで調べてみたところ、
- 購入に5,000円ほどかかる
- クレジットカード情報の漏えい問題
- フリーソフトからのウイルス感染
と、あまりお得感がなかったり、問題を抱えていたりと、中々躊躇してしまう現状。
そんな中、今でも使えそうなのが『5Kプレーヤ』というフリーソフトなんですが、これは一度利用するとアンインストールをしても再生の関連付けが残るという面倒くさい代物らしく…。
わたし自身、DVDを再生するためだけにお金をかけたくなかったので、色々調べてみたんですが、ぶっちゃけパソコンでリージョンコード違いのDVDを再生するのはメリットよりデメリットの方が大きいかな、と。
なので、個人的にはリージョン違いのDVDをパソコンで再生するのはオススメできません。
いっそBlu-rayプレーヤーやPS4を購入するのもあり
最初にお伝えした通り、英語を学びたくて、アメリカのDVDを再生したいという場合は、DVDプレーヤーではなく、
- Blu-rayプレーヤー
- PS4
のどちらかを購入するのも良いと思います!
元々アメリカと日本のBlu-rayのリージョンは一緒なので!
もちろん、DVDプレーヤーよりも価格は高くなりますが(ポータブルで20,000くらい、外付けで10,000~)映像もキレイですし、アメリカ版のDVDはなぜかDVD+Blu-rayという形で売られているものが多く、Blu-rayオンリーのものを買うより高くなりがちなので、たくさん見る人には逆にお得かな、と。
PS4は、PS4を買うか迷っている人ならこれを機に!って感じで!
まとめると…
DVDを再生したいなら『リージョンフリー』のDVDプレーヤーを購入
アメリカ版オンリーなら『Blu-rayプレーヤー』『PS4』でもOK!
という感じです!
私自身は今のところそういったDVDにあたったことはありませんが、念のためそういう可能性もゼロではないと頭の片隅に入れておいていただければと思います。
海外DVDの購入は日本の通販ショップから!
プレーヤーの問題が解決したら、実際に海外版のDVDを購入です!
難しく考えず、普段使っている
- Amazon
- Yahoo!ショッピング
- 楽天
あたりで普通に購入できます!
検索のポイントとしては、
- 英語版のタイトルで検索する
- 『北米版』という言葉を入れる
この2つです!(基本的にどっちかだけでOK!)
アニメDVDはAmazonよりYahoo!や楽天!
Amazonにも英語版のDVDはたくさんあるのですが、アニメDVDに関しては、AmazonよりYahoo!ショッピングや楽天の方が取り扱いが多い気がします。
海外のDVDは日本版より安いことが多いですが、ショップによって値段が違うので、その時々の最安値を探すのが良いと思います!
商品詳細情報は要確認!
海外のDVDを買う時は、商品詳細情報をよく確認することをオススメします!
なぜなら、
- Blu-rayの収録音声『英語、日本語』
- DVDの収録音声『フランス語、日本語』
みたいなことがよくあるからです!
外国版のDVD(特にアニメ)は、日本版に比べてかなり安いので、英語の勉強のためではなく普通に日本語DVDが欲しくて買う人が多いため、日本語以外の収録音声については、あまり言及されないことが多いです。
なので、英語の勉強をしたくてDVDを買う人は注意が必要です!
ちなみに、リージョンコードも商品詳細情報で確認ができます。
日本の輸入会社の対応は結構アテにならないかも
日本の会社経由で輸入DVDが買えるのは簡単で安心なんですが、ただ、

日本の輸入会社の対応はぶっちゃけアテにならないことも多いな~
と感じる今日この頃。
商品説明画像には
音声:日本語
字幕:英語
と書いてあるのに、商品詳細情報には
音声:英語、日本語
字幕:英語
と書いてあったり…。
何度か「結局英語音声は入っているんですか?」と連絡を入れてみましたが、
「新品未開封なので」
的な答えで教えてくれないという。
メールを無視されたこともあります。
わたしが購入したところがたまたまそうだっただけかもしれませんが、楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングのような大手ストアに出店している輸入販売業者はそんなにないので半分ギャンブル的な気持ちで買ってます。
なるべくハズレを引きたくない人は、Googleなどの検索サイトで
『英語の作品名 voice actors』
と検索すると、英語版の声優さんがいる場合はほぼほぼ引っかかるので、英語音声があるか判断がつきやすいと思います。
(輸入盤はアメリカならアメリカ用に作られているものなので、英語音声があるなら英語音声がメイン)
一応、今のところこの方法で、私は英語音声のないDVDは手にしていません!
英語音声と英語字幕が違うことも多い!
最後に。
海外のDVDで英語を勉強する方法として、

音声を聞きながら字幕を見て、リスニング力を鍛えたい!
と思っている人も多いと思います。
わたしもそうでした。
ただ!
実際買ってみたら、英語の字幕と英語の音声がまったく違うパターンがすごく多い!!
まあ、よく考えたら、日本も日本語字幕と日本語の音声は別物なことが多いので、そういうものなのかも知れないんですが、ちょっとショック!(笑)
英語の勉強をしていたらそのうち英語字幕なしで海外のDVDなりドラマなりを見れるようになるのが理想ですし、そもそも日本版を買うより値段が安いことが多いので損ではないと思うんですが、英語の音声を聞きながら、英語の字幕で確認したい!という人にはちょっと期待外れになる可能性があります。
音声と字幕をあわせて勉強したいならHuluとかのが良いかも…。
英語の音声と英語の字幕をあわせて勉強したいのであれば、英語のDVDを買うよりもHuluの方が良いかもしれません。
下記の記事でお伝えしているのですが、Huluは基本的に英語の字幕と英語の音声が同じでした。

何を求めるかによって必要なものは変わってくると思うので、ぜひ自分に合った勉強法、勉強道具を見つけてくださいね!